
エゴグラムによる性格診断プログラム

性格診断の有名な手法にエゴグラム(またはエコグラム)というものがあります。
おそらく入社試験や適性試験などで目にしたことがあるかもしれません。
少し前お仕事でエゴグラム性格診断プログラムを制作させて頂き、その際に少しエゴグラムについて勉強させて頂きました。
エゴグラムでは人の心を 親の心、大人の心、子供の心 の3つに大きく分けます。
全ての人の心には、この3つの要素がブレンドされていると考えます。 どれか一つということではなく3つが
様々な割合で混ざっているわけです。
例えば、あなたが部下を指導している時、あなたの中の親の心が働いているでしょう。
あるいはあなたが海やプールではしゃいでいる時には子供の心が働いているといえます。
またトラブルの渦中にあって冷静に対処策を考えている時には大人の心が働いているかもしれません。
これはとてもざっくりした例ですが、様々なシチュエーションによって親の心や子供の心が顔を出すわけです。
面白いのは人によって、この親の心や大人の心、子供の心のブレンドされている割合が異なるということです。
やんちゃで活発な人は子供の心が強いのかもしれませんし、 しっかり者で面倒見の良い人は親の心が強いのかもしれません。
では、あなたの心にはどの程度の割合で、親の心、子供の心、大人の心 があるのでしょうか。
それを見るためのテストが エゴグラム性格診断 となります。 ちょっと面白そうですよね!?
話が長くなりますが続けます。。
親の心はさらに、厳しく子供を指導している時の親の心と、優しく子供を応援している時の親の心 の2つに分類されます。
前者を ”支配的な親の心” と呼びCPで表します。 後者を ”支援的な親の心” と呼びNPで表します。
子供の心も同様に、自由に遊び回る子供の心 と 従順に大人に従う子供の心 の2つに分類されます。
前者を ”自由な子供の心” と呼びFCで表します。 後者を ”従順な子供の心” と呼びACで表します。
大人の心は、そのままです。Aで表します。
上記を まとめますと、
①支配的な親の心:CP(Critical Parent またはControlling Parent)
②養育的な親の心:NP (Nurturing Parent)
③論理的の大人の心:A (Adult)
④自由な子供の心:FC(Free Child)
⑤従順な子供の心 : AC (Adapted Child)
の5つがエゴグラムの基本要素となるので片隅に覚えておいてください。
さっそくワタクシのエゴグラムを見てみますと、結果は以下のようなものとなりました。
特徴はCPが低くACが高い事が分かります。
ACというのは従順な子供の心を表しますが、自分の言いたい事が言えない、周囲を気にして行動する、といった特徴があります。
ストレスの溜まりやすい性格と言えます。 注意しなければなりませんね。
エゴグラムは下記から無料で行えるのでやったことがない方は是非一度試してみてください。
http://ta.direct-comm.com/charactor/
ちなみにワタクシはエゴグラムの専門家ではないので、
詳しく知りたい方は以下のサイトを参考にすることをお勧めします。