【CSS】運用に適したコーディングと作って終わりのコーディング
ホーム > 株式会社KYコンサルティング経営者のブログ >

【CSS】運用に適したコーディングと作って終わりのコーディング


【CSS】運用に適したコーディングと作って終わりのコーディング

仕事で出会ったある方のcssを見て、コーディングのやり方が良くないと思ったのでメモ。
その方は”サイトを作るだけ”の仕事をしてはいるが、運用やメンテナンスを考慮していないようだ。
おそらくきちんとホームページを運用したことは無いのかもしれないと思った。

 

もちろんコーディングの方法は、どれが正しくこれが間違いとういのは無く個人の自由ですが
やり方によって機能性と効率の面で大きな差が出ます。 良いコーディグの条件は、私的には

①デザインの変更や追加があった場合、柔軟に対応できること
②素早くコーディングできること

これが満たされれば良いと考えています。

 

 

その人のCSSの記述法があまりよろしくないと思ったのでメモ。

どのような記述をしていたかというと、クラス名やID名にサイト特有の固有名詞を使うのが構わないのだが
固有名詞のクラス名やID名を辿ってスタイルを指定していた。

 

例えば会社情報、スタッフのコメント、メッセージというボックスがあった場合に、以下のように全ての固有のdivに対してスタイルを適用していた。

div#companyinfo ,
div#staffcomment ,
div#message {

width: 300px;
border: 1px solid #ccc;

}

この作り、誰がどう見ても良くありません。
サイトの規模が大きくなれば膨大な行数になりますし、何より変更が非常に大変です。
おそらくこのスタイルを書いた方は、比較的小規模のサイトを”作るだけ”の仕事をしてきたのだと思います。

 

ウェブサイトは一度作成して終わりではなく、レイアウトを変更やコンテンツの追加が発生するものです。
またそのようにして運用していないウェブサイトは生きているウェブサイトとは言えないでしょう。

上記のようにクラス名やID名のサイト特有の固有名詞を辿ってスタイルを指定する方法だと
ウェブサイトの仕様変更に耐えられなくなりどこかで破綻します。

 

私はCSSは基本的にオブジェクト指向で作るのが基本だと考えいます。

 

 

 

 

id=”company” とすることは後々jsで要素を操作したりスクレイピングする際に便利なので構いませんが