wordpressをさくらのvpsからxserverに引っ越した
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wordpressをさくらのvpsからxserverに引っ越した


wordpressをさくらのvpsからxserverに引っ越した

 

さくらインターネットのvpsで運用していたこのブログを、この度 エックスサーバーに引っ越しました。

x10というプランにしました。 速度はサクサク快適ですね。

 

さてwordpressの引っ越し、これはちょっとだけ手間がかかりました。 間違った手順で行うとプラグインの一部が動作しなかったり問題が起きたためです。 最終的に行った手順を自分用にまとめておきます。

ちなみに今回の、wordpressの引っ越しはサーバーだけです。 同じドメインでの運用を前提にしていますのでご注意下さい。

別サーバー別ドメインにwordpressを引っ越す場合さらに手間がかかるようですが今回は説明致しませんのでご了承下さい

 

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// 引っ越し前サーバーのwordpressのデータをダウンロードしておきましょう
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① phpMyAdmin等で wordpressのテーブルをまとめてエクスポートしておきます。

※.sql というように一つのsqlファイルとして書き出せるます。

 

② 利用していたテーマをダウンロードしておく

wp-content > themes の中の利用していたテーマのディレクトリをダウンロードしておきます

 

③ 画像ファイルをダウンロードしておく

記事にアップロードした画像ファイルは、デフォルトでは

wp-content > upload

に入っています。ディレクトリを丸ごとダウンロードしておきましょう。

 

④ プラグインをダウンロードしておく

利用していたプラグインは

wp-content > plugins

にありますので全部ダウンロードしておきます。

ちなみに wp-super-cache など wp-configを書き換える系のプラグインは引っ越し先サーバで新たにインストールした方が良いです。

 

⑤ wp-config.php をダウンロードしておく

 

以上でwordpressの必要なデータは手元に落としました。

 

 

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// 引っ越し先サーバーに 新品のwordpressファイル一式をアップロード。
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① 引っ越し先のサーバーに 新品のwordpressファイル一式をアップロードします。
アップロードするだけブラウザでアクセスして通常通りインストールしないで下さい。

 

ここで前のサーバーのファイル一式を移動させようとすると、上手く行ったかに見えるのですがフルパスの部分が違っていたりします。

私の場合、一度目にさくらvpsからxserverに丸ごと移動させてしまったのですが、その時はログインなどは上手くいきましたが、wp-super-cacheがインストール出来なくなっていました。
探して一つ一つ修正するのは大変で抜けが出る危険があります。

よって引っ越し前サーバーのファイルを丸まる引っ越し先ファイルに移動させるのはお奨め出来ません。
多少手間でも最初から作った方が安全です。

 

② 画像ファイル一式をアップロードする

wp-content  に 先ほどダウンロードしておいたuploadディレクトリをアップロードします。

 

③ プラグインをアップロードする。

wp-content に plugins ディレクトリをアップロードします。

 

④ テーマをアップロードする

wp-content の themes に 利用していたテーマのディレクトリをアップロードします。

 

⑤  wp-config.php をアップロードする。

 

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// 引っ越し先サーバーにデータベースを準備。
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引っ越し先サーバーに データベースを準備し、先にエクスポートしたsqlファイルをインポートしましょう

引っ越し先サーバーの

・データベース名
・データベースユーザ名
・データベースパスワード
・データベースホスト

をメモっておきましょう。

 

引っ越し前サーバーの wp-config.php を書き換えていきます。

ここでwp-config.php ファイルを引っ越し前サーバのものを使うのは
↓こういった記述部分を同じ設定で使いたいからに他なりません。

define(‘AUTH_KEY’, ‘xxxxxxxxxxxxxxxxxx;
define(‘SECURE_AUTH_KEY’, ‘xxxxxxxxxxxxxxxxxx’);
define(‘LOGGED_IN_KEY’, ‘xxxxxxxxxxxxxxxxxx’);
define(‘NONCE_KEY’, ‘xxxxxxxxxxxxxxxxxx’);
define(‘AUTH_SALT’, ‘xxxxxxxxxxxxxxxxxx’);
define(‘SECURE_AUTH_SALT’, ‘xxxxxxxxxxxxxxxxxx’);
define(‘LOGGED_IN_SALT’, ‘xxxxxxxxxxxxxxxxxx’);
define(‘NONCE_SALT’, ‘xxxxxxxxxxxxxxxxxx’);

 

 

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// DNSレコードのipを引っ越し先サーバのものに変える。
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これでしばらく待つと ドメインが引っ越し先サーバに向くのでしばらくすると
ドメインにアクセスして、同じブログが表示出来ているはず。

管理画面は使えるか、プラグインは追加出来るか、画像はアップロード出来るか、
などを確認して終わり。