
レスポンシブwebデザイン3
引き続きレスポンシブwebデザインのメリット
今回はそのメリットとデメリットを考えてみます。
【運営コストにおけるメリット】
マルチデバイスに対応する方法としてざっくりと2つの手法があると前回書きました。
一つ目はPCサイトと別にスマホ専用サイトを作り、ホームページにアクセスした端末を判別し表示を振り分けるという方法です。 これはフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)の時代から使われてきたメジャーな手法です。
この場合PC用ページに追加・修正・更新等が行われた場合、スマホ用のぺージも連動してやる必要があります。 パソコン用サイトだけの時に比べて運営コストが倍になります。
(自動で連動する仕組みを作ればその限りではありませんが)
対して二つ目のレスポンシブwebデザイン。 これはhtmlファイルは一つで
ディスプレイサイズに応じcssを切り替える事によりレイアウトを変える技術です。
前者はPC用サイトとは別にスマホサイトのページを用意してやる必要がありますが、
レスポンシブwebデザインではhtmlは一つです。 運営コストもパソコンサイト一つ分で済みというメリットがあります。
メリットがそのままデメリットとなる場合もあります。
大きな変更を加える時には、全てのデバイスのレイアウトに影響が出るためかなり大変。つまりレスポンシブwebデザインは自由度が少ない。
ワンソースであることはメリットでもありデメリットでもあると言えます。
つまりレスポンシブwebデザインは全然万能ではありません。
導入する際にはよく考える必要があります。
次回は SEO的なメリット・デメリットについて に続きます