
レスポンシブwebデザイン
かれこれホームページ制作やデザインの仕事をして10年近い。
その間、制作技術面で大きな変換期を何度か経験した。
2000年頃、ホームページはtableタグによって組まれていた。テーブルタグによってレイアウトを組む半ば無理矢理なコーディング方法だったためCSSという技術が使われ始めた。
その頃から”デザインとコンテンツを分けるべき” という考え方が主流となった。
テキストサイズや色などのデザイン要素はCSSで設定しましょうという事になり、その後レイアウトも全てCSSで設定する”フルスタイルシート”という言葉がよく使われ始めた。 当時はフルスタイルシートコーディング出来る方募集という求人をよく見たものです。 今では当たり前の事だけれど。
その他にもウェブのトレンドはその時代によって変わって行く。
YouTubeが登場する2004年以前はAdobeFlashの最盛期だった。
ゴルゴ13やドラえもんなどのパロディー動画あり、フラッシュおもしろ動画ありで、朝まで楽しんでいた事もあったな。
ウェブサイトをフラッシュで構築するフルフラッシュサイトなんてのもあったな。あぁ、当時Flashは熱かったですね!懐かしい!
ムーバブルタイプでウェブサイトをCMS化するのが流行った時期などもありましたね。。
そして現在はモバイルの時代。 ホームページをパソコンから見るのが従来のスタイルが大きく変わり、電車の中や外出先でスマートフォンからホームページを閲覧する方も多くなりました。
弊社で管理させて頂いているお客様のホームページでもスマホからのアクセスが50%近くになるものもあります。
じつに半分以上もの訪問者がパソコンからでなくスマートフォンからアクセスしている事になります。
これは恐ろしいことです。
なぜならスマートフォンからパソコン用ホームページを閲覧した場合、文字が小さく拡大しなくてはとても読めません。
訪問者は余程興味のあるホームページでなければ、せっかく訪問してくれてもすぐ立ち去ってしまいます。
現在、スマートフォンや小型タブレットといった様々なデバイスでも読みやすいホームページが今後とても重要になるのは容易に想像できます。 様々な技術が開発されている中で、レスポンシブwebデザインと呼ばれる技術を紹介します。
続きは次回。。